”ルパン帝国再誕計画”森田崇さんインタビュー アルセーヌ・ルパン、かく蘇り!

■ヒーローズでの連載終了、その裏話

永山:今挙がった以外にもエピソードはまだまだあって、最後に『ルパン最後の恋』が出た。……どこまで描きますか?

森田:それはもう、描ける限りは。もうマネタイズが整う限りは描きます。ただ、現実的なことを言うと、次の『813』が『奇巌城』の倍あるんですよね。『奇巌城』3冊でもこの分厚さなのに、その倍。試算してみたら、ヒーローズと同じ原稿料をもらいながらこのページ数を描くとすると、3千万円必要なんです。今までだって生活楽だったワケじゃないですから、最低限その計算で行きたい。

永山:買い手が付かないと難しい?

森田:そこなんですけど、今回なんでKindleで、自分でやったかというと、移籍を繰り返すと電子書籍はバラバラになって行くじゃないですか。過去作にはリンクが貼られなかったりで、買う方もわかりにくくてキツい。なので電書は自分で管理しようというのが最初なんですよね。

ずらりと揃った『アバンチュリエ』各版。フランス語翻訳版も!

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まだ紙の本だったら、バラバラでもファンは買い揃えてくれますし、似たような装幀にしていけば、まあいい。電子書籍はとにかく厳しい。で、電子書籍を自分でやってみたら、それなりに儲けが良かったんですよね。

佐藤:その電書を自分で手がける件の、そもそもの話になっちゃうんですけど、ヒーローズで『奇巌城』を連載中に「もうコレで終わり」みたいな話は出ていたんですか?

森田:どこで終わりという話だと、イブニングの頃から「とにかく『813』までは描く」とは言い続けていました。だからオープニングにも、『813』に出てくるジュヌビエーブという少女がいるんですけど、彼女を最初に出している時点で着地点はそこでした。

佐藤:ああ、1巻に出てるあの娘。

森田:そうなんですよ。彼女が何者なのかは『続813』の最後に明かされるんですけど。そこまで描くというので、ヒーローズに移籍するときも『813』までは、とは言っていました。だけど、当然そんな保証はないワケですから、(連載終了で)怒るとかはないんですけど。

イブニングで終わる時は、結構前から言われていて、移籍の準備も前々からできたんですけど、ヒーローズの時は……これも悪気があるワケでもないんですけど、『813』まで続けるかどうか、向こうも最後の最後まで決定が出せなかったようなんです。むしろ、続けるつもりで頑張って最後まで話し合ってくれていたんだから、ヒーローズが悪いワケではないんですけど。

で、『奇巌城』が終わった時点で僕も『813』のネームを3話分描いて、今後の計画書やキャラクター表なんかも作って、もう一度ヒーローズにプレゼンをしたんですね。担当さんは通せると思っていたと思います。編集長も探りを入れてきていまして、終わらせるかどうか悩んでいたと思うんですよね。

佐藤:もしかしたら、まだヒーローズで続いていた可能性もあった。

森田:そうです。だから最終回では、「次章準備中」的なことが書いてあるはずです。なので、『奇巌城』が終わってから半年くらいは続けるつもりで進めていて。打ち合わせもしていましたし。

で、終わりが決定した時も、イブニングの時は連載中から告知ができたんですよね。「終わりそうなんで移籍先募集します」って。でも今回はタイムラグができちゃったんですよ、結果的に。『奇巌城』が終わって結構経った後に、あれで終わりだというのが決定になった。でも編集長さんも謝りに来てくださいましたし、それを非難するとかは全然ないんですが。

でも、結果的に間が空いちゃって、読者さんもやきもきして待っている。その後でさあどうしよう、もう一回移籍しようかとも思ったんですけど、もうTwitter移籍はやっているし、同じことをやってもつまんないでしょ、ってことで。なにか違うことをしないとならないし、あと時代も変わっている。前の時って、ある意味先陣を切っていたじゃないですか。でももう同じようなことをやっている人はいっぱいいるし。漫画家が「ピンチです、助けて!」って言うのも、目新しくもない。

佐藤:普通に見かけるようになっちゃいましたね。

森田:それでどうこうなるような時代状況でもない、というのもわかってきている。まだあの時は元気でしたよ、紙媒体。あの時の移籍騒動が話題になって、イブニング版も2千部くらい増刷してましたからね。今はもう、そんなのは夢物語。

なので、やるなら新しい何かをぶち上げなきゃならなかった。ただ移籍しても、僕の目から見ても勝算はないと思ったんです。なにか方法はないかと色々考えて、話題性を高くするしかないということで、ファン向けにルパンの聖地巡礼ツアーを募集してみたり。これは僕の手に余る計画だったので、一旦中止して練り直し中なんですけども。

コンビニ版販売計画は協力してくれる出版社もありましたし、あとはなんとか図書館に置けないかな、とか。僕も昔から図書館でルパンを読んでいましたからね。

全体的に、自分で管理しようとは思ったんです。申し訳ないんですけど、出版社に任せた途端に話題が止まることがあって、自分でやっている時は計画も動くんですよね。もう自分メインで動かして、出版社には“権利切り分け”で協力してもらう形にして、話題を切らさないようにしないといけない、というのが今の“ルパン帝国再誕計画”の始まりです。

ただ、僕の勝算としては、ロングテール化するとは絶対思うんです。続けていけばプラスにはなる……申し訳ないんですけど、版元の取り分を除けばプラスにはなる。過去のダウンロード数なども調べて、間に出版社を入れなければどれくらいプラスになるとか計算もしました。過去のデータと同じだけ売れていけばやれる、というのが見えてきた。

永山:売れていけば。そこなんですよね、結局。

森田:でも、著者再編集版は予想以上に売れましたよ。最初に立てた計画の3倍か4倍くらいは。もっと厳しいと思っていましたもん。結果的にKindleでやって、出た数字を見て、出版社と協力“しない方”がいけると思っています。

佐藤:最初にKindleでの自主出版をやり始めたのはうめさんの『青空ファインダーロック』で、その後に鈴木みそさんも始めたという流れだと思うんですが、みそさんは当初「生活費の足しになれば」と言っていたんですよね。それが、もうこれで生活できちゃうレベルに。

森田:みそさんのやり方はすごい参考にさせていただきました。で、最初は色々計画を立てて、こっちで話題を広げるのでやりませんか、と出版社に持っていって、何社かはいい反応もあったんですが、最終的にはダメ。Web連載やアプリ配信なんかも交渉したんですが、「Webで読むには字が多いんじゃないか」という反応もありました。それで、いいやもう自分でやろう、と。

電子の権利が欲しいというところもありましたが、自分で出すなら自分で持たないといけませんから、逆にヒーローズさんと交渉して権利も回収して。

イブニングから移籍した時に、ヒーローズ側には「ライフワークでやりたい作品ですし、連載が終了になったら同じようにまた移籍活動したいので、権利は回収します」と条件を伝えてはいたんですよ。それは飲んでもらっていたので、特にトラブルもなく。「あの時こういう話でしたよね」で、向こうも「そうですね」で。

ある意味当たり前の話なんですけど、売れていたら連載は終了しないし、売れないなら増刷もするワケないから、権利に執着はしないだろうと。そういう感じで合意自体は楽でした。

連載と引き換えに電子の権利を渡すというのも考えました、そうじゃないと出版社側は美味しくないんで。考えはしましたが、さっきも言ったように移籍のたびに読者に迷惑がかかる。それはもう前回で最後にしたい、ここからは自分で管理したほうがいい、ということで。活動しているうちに、自分主体でやった方がいいと思いだしたんですよね。

どこかと協力すると、そのどこかが手を引いた時に、また混乱する。自分でやれたら越したことはない。マネタイズができればやれるし、どれだけ期間をかけるか……とか、そうやって考えている間もいろんな人と会っているんですね。それこそ鈴木みそさんとか、うめさんとか。二人とも「Kindleやるといいよ」と言うんですけど、ただやるには権利を回収しないといけないから「出版社にすごい目を付けられるよ」って、二人してニヤニヤしながら言ってましたけど(笑)。

で、電子の権利も返ってきて、これで出せるなということでKindle版の再編集をはじめました。まずやらなきゃいけないのは、版面権は僕にないので、作り直しをしなきゃいけない。

永山:版面というのは、写植とかですよね?

森田:そうです。で、総ルビにしました。アレは大変だった(笑)。子どもに読ませたいという親世代のファンの方も結構いたんですよ。全部自力で、クリスタ(CLIP STUDIO)ってソフトでやったんですけど、これが大変でしたね。

最初はフォントの種類とか行間の調整とかもわからなくて。ルビがある時、無い時でも調整変えた方が美しいですし。試行錯誤しながらでしたが。

佐藤:そういう時に改めて、編集者のありがたさが(笑)。

森田:(笑)。ただ、言っちゃあアレですが、10冊いっぺんにやったから大変だったんであって、1話分となればアシスタントさんひとりの1日の労働量と比べても、全然少ないから。編集さんは必要か不要かって言ったら必要だとは思いますが、作業量と取り分の割合で言ったら、業界再編をしたいなと思いましたね。取り分で言うなら、僕はアシさんにもっと報いたい。

ただまあ、ツラいはツラかったですね。これを延々とやるのは、クリエイティブかという面でもツラいですし、僕は編集にはなりたくないな、と(笑)。

永山:昔はそれ、手張りでやってましたからね(笑)。

■1巻で掴んだ読者は2巻以降も離れない!

佐藤:Kindle版の販売と、Kindle Unlimitedからの収入となると、比率的にはどちらが多かったですか?

森田:もう、Kindle Unlimitedの方が断然。Kindle版の売り上げとなると、そうでもない感じでしょうか。

佐藤:へぇー、そうなんだ。やっぱり月額制の方が、みんなお金を払いやすいんですかね?

森田:それもあるでしょうけど、やっぱりみんな、面白いかどうかわからないものにはお金出せないんじゃないですかね。例えばTwitterで話題になっても、それで本屋に行って、平積みにもなってない作品なら棚から探して、なかったら注文して、500円とか千円とか払って買うって、何回ハードル超える必要あるんだよって。

永山:Unlimitedだとお試しで読んだだけでもお金が発生するんですよね。

森田:1ページでいくら、という計算ですね。1ページ0・5円くらい? 何十万ページも読まれれば、相当まとまった額に。

佐藤:僕も最近Unlimitedを使い始めたんですけど、まあ最初は気になる作家、作品を読む。で、その作家で検索すると、ちょっと気になっていたけどお金出すほどでもないような作品もいっぱい見つかったりするじゃないですか。月額なら何冊読んでも料金同じだし、なら読む。そういうパターンも多いんでしょうね。

森田:多いでしょうね。『アバンチュリエ』の結構自慢できるところが、ヒーローズのときのデータを調べてわかったんですけど、例えば1巻お試し読みとかで千人読んだとして、その中で残ってくれたのが3分の1くらい、300人が2巻を買ってくれたとするじゃないですか。すると、2巻から3巻、3巻から4巻の数値が落ちないんですよ。最初に合わないって人は絶対何割か出てくるけど、気に入ってくれた人はその後もずーっと読んでくれている。無料のお試しで入ってから、お金を出して2巻以降を読んでくれる人が3割もいる。2巻以降、7巻までその3割の人が抜けていかないんですね、これはかなり自信になって。

紙の本だと、絶対巻ごとに部数落としていくじゃないですか。当然本屋だと棚差しになって見つからなくなってくるし、週刊連載なら2ヶ月に1冊くらい本が出ますけど、そうじゃなければよっぽどのファン以外は忘れちゃう。ところが電子書籍なら、買った人にはお知らせが行くし、新刊自動購入みたいなボタンがあるサイトもありますよね。

で、とにかく電書で1巻を読んでくれた人は、面白いと思ってくれていて、売り上げが落ちないという自信があって、Kindleでも結果が出ています。それで1巻はしばらくセールで99円にしていたんですよ。今はセール終わっちゃってますが、それでも250円。

佐藤:ちょっと安い。

森田:さっきも言いましたけど、面白いかどうかわからないものにはお金、定価は出してくれないけど、99円くらいだと出してくれる。Unlimitedなら試しに読んでくれる。そうしたら、出ている分は最後まで読んでくれる。この読みが結構当たっているんじゃないかな。

あとKindle Unlimitedって、登録しているマンガ作品ってそこまで多くないんですよね。

永山:マンガはそんなに多くないですね。それに言い方悪いかもですけど、あまり聞いたことのない作家、同人誌作家さんが参入していたりする。あとは1話形式。

森田:ばーっと1話ずつバラ売りしている。

佐藤:(kindle Fireタブレットをいじりつつ)その検索ってどうやるんですか……Kindleの使い勝手の悪さはどうにかならないですかね。

森田:(笑)

永山:昔はもっとひどかったけどね(笑)。で、まあ絶対数が足りてないのはありますね。小説も似たような感じですけど。そもそもUnlimitedで検索すると青空文庫が出てくる頻度が高いってのはダメだろう、と。

森田:それはそうですよね(笑)。Unlimitedは支払額の一方的変更で多くの出版社が手を引いちゃったから。そんな状況でこんなに会員多いってのも謎なんですけど、それでもこんなに収入が入るくらいは、会員も読者もいます。

それだけラインナップが貧しい状況だと、やっぱりアルセーヌ・ルパンって名前は有名ですから。内容を読んだことはなくても名前だけは知っているから、目に止まりやすいのはあるでしょうね。「なんだ、ルパンのマンガがあるじゃん」って読んでくれて、読んだら最後までついてきてくれる。成功の要因のひとつではあると思います。

永山:逆に言うと、大手が手を引いたから、個人商店が出店するにはいい機会かもしれないですよね。大手がいないからこそ旨味も出てくる。

森田:この後どうなるかはわからないですけど、とりあえず、しばらくはそうでしょうね。

Unlimitedではなく、Kindle版を買う方の売り上げというのは、新刊発売した時から、やっぱり落ちていくんです。でもUnlimitedはそんなに落ちないんですよね。落ち方が緩いし、なにか宣伝するとまたヒュッと上がる。あと、Kindleはリアルタイムで、1日単位で売り上げのデータが出るんで、宣伝した効果とかがすぐわかるから、やりやすいです。

■目標・1年で売り上げ1千万は充分達成可能! そして『813』編へ

森田:戦略としては、出版社に任せると宣伝してくれなくなるんで、自分で宣伝したい。そのかわり宣伝費もちゃんと僕に入るようなシステムを作りたい。出版社に任せると、印税10%とかで決まっていて、残りの取られる分に宣伝費も入っているワケじゃないですか。でも実態は、宣伝は売れている作品にかけて、他の作品の宣伝ってほとんどしてくれない。

佐藤:今は作家のみなさん、自分で宣伝やってますもんね。

完全新作となる『813』編出版の見通しは明るい!? セルフ・パブリッシング中心による執筆活動継続は可能なのかどうか、今後の展開に要注目だ。

完全新作となる『813』編出版の見通しは明るい!? セルフ・パブリッシング中心による執筆活動継続は可能なのかどうか、今後の展開に要注目だ。

森田:そう、自分の労働力を使って宣伝までやっているという状態。よく言う話なんですけど、出版社のやり方って、ギャンブルに例えると100万円あったら、1点買いするとリスクが大きいんで、100個の作品、100箇所に1万円ずつ賭けている。で、そのうちどれかが当たればいい。出版社の立場としてはそのやり方は当然なんでしょうけど、問題はすべての作品に作家の人生が掛かっているワケで。あっちは「ああ、当たらなかったね」で切っていけばいいんでしょうけど、こっちはそれでは困る。

で、今度は当たった1個に対して、宣伝費も全賭けするんですよね。こちらが渡したはずの、チップとして乗せた宣伝費も、全部他の当たった作品に賭けられているという状態です。ただ、そのかわりに当たった作品のおかげで、こっちの原稿料が出ているとも言えるんですけど。

自分でやるデメリットとしては、原稿料が出ない。最低の保証が出ないということだけど、メリットとしては、自分で全部責任を取れるんだったら、自分で宣伝にも力を割ける。宣伝分のリターンも得られる。

『アバンチュリエ』の場合、僕が動けば、数も動くんですよ。マンガ家が自ら動くと、それなりにみなさん気にしてくださるらしくて。

あと、出版社は“ルパン”というもの、作品の出版が下手ですね。下手というか、多分僕以上にアルセーヌ・ルパンの宣伝が上手い人はいないんですよ。なので出版社に任せると、一般論における宣伝しかしないんです。僕がやれば、ルパンならではの宣伝、動きができる。

今回の再編集版や『奇巌城』編も、ただ本屋にばーっと並んだだけでは、きっと埋もれるじゃないですか。僕がアルセーヌ・ルパンならではの宣伝、動き方をすれば、その動き方自体もそれなりにニュースバリューになるし、売り上げの結果も出てくる。

佐藤:電子版に関しては今すごく盛り上がっていますが、一方で紙の本として持ちたい、本棚に続きを並べたい、というタイプの読者もいると思います。『813』以降もシリーズが続くとして、Kindle版のみで紙では出ないんでしょうか?

森田:出したいですね。出版社が手を上げてくれれば出版社に頼みますし、最悪原稿さえあればなんとでもなるかな、とも思っていて。500部限定とかなら、いくらでも、なんとでもなりますよね。

注文数が決まっていれば、ペイできる値段設定にすることも可能なので。クラウドファンディングでもいいですし、紙で欲しいという方がいたら、それに応えることは、いくらでもできます。

佐藤:その部数決めを、Twitterのアンケートとかで決めると、大体みんな失敗するんですよね。

一同:(笑)

佐藤:「絶対買います!」とか言って、買いやしない。

森田:(笑)何にせよ、原稿があればなんとでもなる。そういう希望があるかどうかは、もう読者さんの声待ちになりますね。その原稿の制作費、原稿料がキツいんですよ。

マネタイズ、収入のあてというのが、ダイレクト出版、Kindleなりの収入しかないので、それがどの程度いくのかが心配だったんですよ。鈴木みそ先生の『ナナのリテラシー』って作品ありますよね。あの作品の収入を基準に考えました。あそこまで行けばいいけど、行かなかったらキツいかな、と。あの作品はみそさんが収入を公表していて、1年で1千万円くらいという話でした。それで(Kindle版発売後)しばらくはドキドキしていたんですけど、結果が出てくれて、行けそうだと。

トークイベントなどでも話しているので言っちゃいますけど、4ヶ月半で450万円になっています。

永山:ということは、ひと月で百万の計算に。

森田:段々鈍っては来ているんですけど、まだ『奇巌城』編が出ていないので。出ればまたドッカンと来るでしょう。それなりの宣伝もするつもりですし、まだキャンペーンってやっていないんですけど、アレは相当凄いらしいですね。無料キャンペーン。電子取次の方と話したんですけど、新刊に合わせて既刊半額とか思い切った値引きをすると凄いらしいですし。

目標は1年、今年の2月からはじめましたから、来年の2月までに1千万円行けば成功だと思っているんですけど、充分行くかな、と。

永山:これは、『813』はほぼ確実に読めそうですね。期待しています。

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