コミケ2日目 演説したよ

シャワーをガンガン浴びて、メシ喰って、寝て、なんとか復活。
さあ2日目ですよ!
張り切っていくんだよ!

大崎駅のポスター。
今年のテーマは忘れ物注意です。
キモに銘じるのですよ。

今日は、昨日に比べれば暑くない。全然楽。ベローチェでサンドイッチとアイスカフェオレ買いました。
着いたら、設営が完了していました。
隣の都バスのお姉様から稲荷寿司の差し入れ。
都バスさんは「みんくるガマグチ」が飛ぶように売れているので、欲しい人はさっさと買った方が吉。
西館に行ったスタッフから、水戸泉さんのところに行くと例の「コミケカタログでは銃弾を防げない」の実物があると聞き、行きたくてしかたがないが動けません。

三日目に備えて、14時に特設コーナーを離脱。
西館で水戸さんを探すも撤収済み。
山田太郎さんの街宣写真を撮影して、サッと直帰しようという計算です。
ところが、山田さんに見つかってしまい。
「マンガ論争の永山さんが来ました。後で上がってもらいますね」
ひえええ、体力温存したいのに。もう逃げるしか……。
坂井AFEE編集用に「昨日は倒れかけたので、今日は帰りたいなあ」と言うたのですが……。

「甘いですねえw」(写真上の恐ろしい影)
と嬉しそうに言って、帰らせてくれません。
仕方ないので、うぐいすリボンの荻野幸太郎さんとともに街宣車に登って、ちょっと演説をぶちました。
実際、猛烈に腹を立ててることがありまして、それはアレです軽減税率欲しさに「有害図書追放」とか言い出した出版団体に対してですよ。
コレ、「マンガ論争19」にも書きましたが、自分らが「有害図書」を指定して軽減税率の仲間ハズレするというドイヒーな話。
百歩譲って「軽減税率適用してください」って政府与党に訴えるまでは許せます。
まあ、ホントはそれでもマズイ。政府与党に借りができるわけですよ。政府与党批判の記事を書くときに「恩義があるから、ここはちょっと筆をやわらげた方がいいなあ」みたいな忖度する可能性がある。忖度しなくても、読者が「あ、軽減税率適用の恩返しですかw」と言われちゃうんですよ。文春砲も新潮砲もそう見られちゃう。現場はたまらんよなあ。
JANコードで差別化する仕組みを作る方向らしいんですが、全出版物を出版コードなんちゃら委員会でチェックできるんか? それとも出版社が自己申告するの? ワケわかんないですよ。
山田さんによると、租税法律主義ってのがあるので、民間が出版物を選別して税率決めることはできないそうです。
できないはずなのに議員立法で通すみたいな話だけど、できんの? ホントに?
実際になんちゃら委員会が選別始めたら事前検閲ですよ。民間でやれば憲法に抵触しないというチートな企みなんですが、国家の言論表現統制のアウトソーシングって言っちゃいますよオレは。
税金払うの惜しさに「憲法の精神」を踏みにじるようなことをやるわけだ、出版人の偉い人たちは。
商売だから節税対策は当然でしょうが、だったら二度と「文化」とか「表現」とか「憲法」とか言って欲しくない。言論表現の自由だから何を言って自由だけど、少なくともオレは笑っちゃいますよ。
勢いと記憶で書いているので、アレですね。
「マンガ論争19」にはもうちょっと丁寧に書いてます。怒ってはいるけどさ。
自分と荻野さんと入れ替わりに、おときた都議が到着。
その後さらに石井苗子参議院議員も登壇したそうですが、その頃には電車の優先座席(一応老人なのでアリ)で眠り込んでいるのでした。

(永山薫)


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