コミケット97-3日目

■小雨にけぶる



 コミケ三日目はあいにくの雨。
 小雨なので、傘はささずに お昼前に出勤。
 ベローチェで売り子さんたち用にカツサンドを5個買って入場。
 なんだか、ものすごい参加者に圧倒される。
 街宣撮影前半は佐藤副編に任せて、少しだけ挨拶まわり。
 あびゅうきょさん、みなもと太郎さん、渡辺電機(株)さん、LINDAさん、某覆面作家さん、内田美奈子さんのスペースに行くのがやっとこさ。
 残念ながら全部は回れません。申し訳ない。

 街宣後半に向かい、藪原太郎武蔵野市議と関口健太郎杉並区議。立憲民主党の規制反対派と言うべきお二人。藪原市議には小誌『マンガ論争22』にて東京都健全育成協力員についてお話をうかがい、さらには高校時代がコミケ初参加だったというお話も。実は隠れ古参だったわけだ。

 国民民主党からは埼玉4区の淺野克彦さん(国民民主党)と、静岡4区の田中健さん(無所属)。お二人は元東京都議として2010年の都青少年条例(非実在青少年改正)時に反対の立場で闘っていただいた。浅野さんは、一回目の改正案に反対し、二回目で厳しい条件をつけて賛成に回った。当時は「裏切った」と批判する声もあったが、この時の浅野さんの現実主義的な判断によって、改正後の不健全図書指定における「新基準」は簡単には適用できないハードルが設けられた。その後、小誌にもご登場いただき、青少年審議会の内実について、色々教えていただいた。今回の演説は激アツ。

 続いては栗下善行都議、藤井あきら都議、平慶翔都議の都民ファーストトリオ。栗下都議はこの秋から東京都青少年健全育成審議会委員に就任。『マンガ論争22』で委員としてのファーストインプレッションと抱負をお訊きしているので、是非お読みいただきたい。ちなみに栗下さん、浅野さん、田中さんは共に石原都知事の強権的都条例改正に反対した「戦友」。党派は分かれたが、志は変わらず、演説後は旧交を温めていた。

■まだ一日あるけど忘年会
 都内某所で開催されたコンテンツ文化研究会の忘年会に参加。うぐいすリボンとコン研にはマンガ論争も様々なご支援を頂いているわけだが、その分、お互い言いたい放題で激論も。とはいえ、気心の知れた仲間内での飲み食いは楽し。
 さて、論争の売り上げは初日に迫る勢いで、一安心。まあ、最終日に売れないと困ったことになるので、何卒宜しくされたい。

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