【超速報】ニコニコ超会議2016:初日 超トークステージ『児ポ論壇』レポート

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 5月5日のコミティア116にて先行販売予定の「マンガ論争Sp.02」ではあるが、デッドラインぎりぎりの4月29日に開催された「ニコニコ超会議2016」にて開催されたトークイベント「児ポ論壇」にて、小誌編集長・永山がまさかの出演!
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 このトークイベント「児ポ論壇」は、参議院議員・山田太郎氏、アーティストにしてアキバPOPの体現者・桃井はるこさんがホスト役を務め、ゲスト論者に市川孝一コミケ共同代表、歌門彩弁護士、そして永山が登壇。
タイトルともなった児童ポルノ法改正による諸問題をはじめとした、現在懸念される表現の自由を脅かす諸問題について、広くトークが繰り広げられた。
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イベントでは主に山田議員が進行役となり、まずは児ポ法、TPP日親告罪化、国連勧告者問題、マスコミの偏向報道など、オタク文化を脅かす諸問題についてのまとめがなされ、ゲスト論者がそれぞれ専門分野について解説、コメントを述べる形で進行された。
永山は、自らが当事者となった東京都都条例による不健全図書指定について、近年はBLの指定も多いことを報告。どこか「BLはセーフ」的な風潮に警鐘を鳴らすとともに、「とはいえ、BL読んで起きる青少年への悪影響って、なに?」と直球の疑義を投げかける。
また国連勧告者問題に関連して、外圧に弱い日本ではあるが「表現の自由については、日本は外国よりもかなりマシ」であり、萌えイラスト所持で逮捕者が出る外国の事例も紹介。むしろ、日本が諸外国(欧米)を正しく導くべきだ、といった持論を述べ、会場からどよめきが起こった。

 このほかにも興味深いトークが1時間にわたり展開されたが、詳しいイベントレポートは「マンガ論争Sp.02」に譲るとして、トーク終了後の幕張メッセから速報をお届け。
なお筆者は、この後同日18時から山田太郎議員が開催する「表現の自由を守る党 党大会」の取材を予定している(帰れない)。(佐藤圭亮)

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