10月22日発売の『美少女革命極Road』(2013 Vol.10 『純愛果実』12月号号増刊)光彩書房)に「マンガ論争」が出張掲載中! じわじわと進む環境浄化の動き、TPPと著作権問題、児童ポルノ禁止法改正案の危険性などを、ざっくりと解説。さらに、個人が何をできるのか? を端的に説明。とにかく今は、正確な情報を把握すること。そのための一助ともなれば嬉しいです。3Pなのでサクっと読めますよ。
出張させていただいた『美少女革命極Road』はA5版の18禁成年コミック誌。残念ながら18歳未満の読者は購読できませんが、大きなお兄さん、お姉さんたちは是非とも手にとっていただければ吉。
ご協力御礼ということで、同誌のご紹介をば。
今号には木谷椎が「お金じゃ買えない」をひっさげて初登場! ロリエロの中に、カネで少女を買うロリコン野郎の絶望感をビターに効かせてます。その前の作品が葵ヒトリの巨乳人妻被虐ドロドロ「嬲り妻」ですから、このギャップすげぇ。どっちもエロいがエロさの質感が違うわけで、この並びのメリハリがいい感じですね。
巻頭カラーはタマイシキネの「奪いたい女」。成り行きで、不倫相手にだまされたあげく脅迫されてる彼女をお助けセックスした主人公というオハナシ。彼女が地味な眼鏡ちゃんというあたりが妙にリアリティあり。
逢坂ミナミのクールな彼女がとろとろになる「とろとろハニー」、ヒロインの見せる二つの表情のギャップが魅せどころ。逢坂さんの初単行本『とろカノ』が11月27日発売ってことでスペシャル企画「逢坂ミナミ解体新書」も掲載。これが上出来の構成でして、トレイラーであり、ティーザーとして購買意欲をそそるように作り込んでいる。ちなみに、ティーザー(teaser)って言葉はエロ漫画家兼映画監督の浦嶋嶺至に教わりました。内容を小出しにして宣伝する映画の予告編の手法。
犬「竜宮城とクモの糸」は主人公の言動どころか母親のコンデショナーの残量まで把握している超ストーカーなヒロインとの奇妙な関係を描く秀作。この前日譚と後日譚を妄想させる奥行きが見事。
蒟吉人「愛妻戦士マイティ・ワイフ4th」。マイティ・ワイフ本人が詐欺グループ主催のマイティ・ワイフ撮影会に間違って出演することになって……というオハナシ。恥ずかしいコスチュームでポーズを取らされだけでも恥辱の極みなのに、強欲な主催者は握手券、おっぱいタッチ券、お尻タッチ券を売りまくり、会場はさらにヒートアップ。乱交、輪姦、さらには麗しの夫婦愛まで! 永山的イチオシ作品。
廣田眞胤「エターナル★アイドル」。人気低迷の学園アイドルが、唯一残った親衛隊男子とイタしてセクシー路線への転換をはかるというおバカストーリー。処女厨っぽい男子が抵抗するのが笑える。
大貫まくり「ある少女の悲劇-トイレ編-」。トイレで股間を拭こうとして処女膜を破ってしまったというありえへん展開。処女喪失が自分の指じゃイヤ! という論理で、男子をトイレに引っ張りこんで「上書き…して…?」とリスタート。おいおいキミの美意識、トイレで処女喪失はアリなのか? と冷静に突っ込んで読んだけど登場人物たちの、このバカさがいっそ微笑ましく、愛らしい。
服部ミツカ「2LDKキツネ憑き#2」。「けもの擬人化娘、再来♥」ってキャッチだけど、お稲荷様ですがな。とまあ不粋なツッコミはともかくとして、異類居候系の定番ながら、ヒロインのしろがねは、大酒呑みで好色で、まさに傍若無人! ヒロインもヒロインなら「この無職のオッサンみてーな自堕落ぶり」とDisりながら寝顔にちんちんをこすりつける主人公もいいタマだと思いました。
忍桐ずん「図書館の淫乱女神さまっ!」。教頭にヤラれてる図書館司書のメガネさんを、お助けセックス。タイトルでオチが読めるのはアレですが、地味な司書さんの淫乱さが際だってます。
枝空「妄想の先まで…」。義姉のショーツをオカズに「実はドSの義姉さんに責められる」妄想に耽っていた主人公(見た目ショタ)が、こともあろうに自慰現場を本人様に見つかって、証拠写真を撮られ、妄想がカムツルーしちゃうという展開。この義姉さんってのがとんだネコっかぶりで超ドSなのが見せ所。この隠れSっぷりに義姉の内面を思いやる主人公がアホだけどイイヤツ感を醸し出しております。
魚萬コタロー「サリーマンエレジー2 さらば俺の恋心・後編」。鬼上司の藤村課長が、花咲部長と新人OLのオフィスセックスを目撃して、号泣&失禁という急展開。それを目撃した主人公は恥ずかしい写真を撮って、セクハラ&レイプへと暴走するのだが……。オチがいいね♪
下記は執筆者の単行本ですが、一部を除いて、18禁のアダルトなので未成年者は買えません。
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