コミックマーケット90:2日目、山田太郎前参議院議員に「マンガ論争15」を宣伝してもらうの巻

さすがに今日は暑い

さすがに今日は暑い


 2日目です。
 昨日と比べると暑い上に参加者も増加して、いよいよ夏コミらしくなってまいりました。
 明らかに体調不良な永山&佐藤コンビにくらべ、スタッフは朝一番で設営。
 オレらはへろへろで重役出勤です。
 少なくとも「マンガ論争」特設スペース(東4入って左に折れてすぐ)周辺では何も問題なし。
 列に前をふさがれることもなく、恒例の「ダンボール捨てるのどこっすか?」「申込書ください」「落とし物はどこに行けば」という人々もごくわずか。
 売れ行きは「普通」だった昨日に比べると「普通よりかなりマシ」という出足。
 とはいえ、もっと売れないと次が出ないので必死です。
 といっても、いつものことなので改めて書くことがありません。
 なので、恒例の山田太郎氏の街宣に飛びましょう。

■おときた都議×坂井秘書
 1時半のちょい前に国際展示場駅前ロータリーに到着。
 少し待つ内に街宣車到着。運転するのは結局山田さんとは別れられなかった(BL的な意味ではない)坂井秘書。
 準備が進む内に、演説が始まるのを待つ人々がじわじわ増えていきます。
 やがて、おときた駿都議が到着。
 いくら待っても山田さんが来ないので、坂井秘書とおときた都議の二人で演説スタート。

おときた駿都議と坂井秘書

おときた駿都議と坂井秘書


 おときた都議といえば、都知事選挙では小池候補推しで注目を集め、最近では文春砲「強姦疑惑」が炸裂するや、すぐに説明して鎮火。続いて毎日新聞の調査委託費疑惑報道にすぐさま公開質問&謝罪と訂正要求で逆襲というフットワークの良さでも、さらに注目を集めています。これってセクハラ疑惑を説明または反論することなく告訴しちゃった鳥越さんと否応なく比較されちゃうわけで、「結果として」鳥越批判にもなっています。
 今回の演説では、小池知事の例のコスプレ写真や「コミケを応援」、「アニメランド構想」について、時には批判的に裏話まで踏み込みます。しかし、こういう話を訊くと小池知事は政治家として只者じゃないなと感じさせられました。「コミケを守る」と言うけれど、あくまでも抽象的な言明であって、具体的にどうするという言質までは与えてくれません。小池知事の考えはどうあれ、知事の支持者の中には知事よりも保守的な人も多いということも考えなければなりません。その点では、おときた都議の言うように、しっかり監視して、説明して、ガチの規制論に引っ張られないようにする必要があるでしょう。

 坂井秘書はおときた都議の発言を評価しつつも、より具体的な施策を希望し、おときた都議の知事への働きかけに注文を出していきます。
 お二人の演説はヒートアップしていって、自分たちが登場するBLについても言及。
 ちなみに山田太郎さんや坂井秘書が登場するBLの作家さんとお話しして面白かったのは、リアルな政治家さんたちを「公式」って呼んでることでした。政治家BLではそれが一般的なのかどうかは知りませんが面白いなあ。
 暑さで筆者がクラクラし始めた頃、ようやく山田太郎さんが登場。
 のっけから
「おときたさん、いじられるの覚悟できてくれました。アニメランドについてじっくり訊かせてもらいますよ」
 カマしてくれます。
 このへんのジャブの打ち方とか上手いもんです。
 で、そうこうしているうちに荻野実区議が到着。
 山田さんには本誌の宣伝をしていただきました。
「もう公人ではないですから、宣伝でもなんでもできちゃうw」
 と14日に発売予定のAFEEの機関誌や、おときた都議の「ギャル男でもわかる政治の話」の宣伝タイム。
 この後も聞きたかったのですが、熱中症ヤバイ、このままここに居るとコミケ終了までに特設スペースに戻れないので撤収しました。
 山田さんは14日にも14時頃から街宣を行うそうなので、コミケ帰りには立ち止まって演説を聞いてみてください。

「マンガ論争15」を宣伝する山田太郎さん。左がおときた都議、右が最後に駆け付けた荻野区議

「マンガ論争15」を宣伝する山田太郎さん。左がおときた都議、右が最後に駆け付けた荻野区議


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