ダーティ・松本×竹熊健太郎×永山薫

資料を指さすダー松先生と自伝的爆裂劇画『エロ魂!黎明編』

資料を指さすダー松先生と自伝的爆裂劇画『エロ魂!黎明編』

 2013年11月7日コメダ珈琲にて、実は『マンガ論争10』とは、ほとんどというか、全く関係ない企画で、ダーティ・松本先生にインタビュー。ダー松先生ご存命の間に歴史的証言を可能な限り引き出すという非情な企みであります。まあ、インタビュアーの方が若いといっても数歳の違いなので、もはや、どっちが先かは神の思し召し次第だが。
 今回はデビュー前のお話から、マンガを描き始めたのは熊本にいた高校生の頃(ちなみに、熊本と言えば米澤嘉博さん、藤本由香里さんの出身地。同じご町内とまではいかないものの、書店など行動範囲が重なっていても不思議ではない)。しかしダー松先生が『COM』の月例新人賞に応募したことがあるというのは初耳。初めて完成させた作品ということで、入選は無理だったが、小さなカットが掲載されたとのこと。気になるファンは『COM』のバックナンバーで探して欲しい。
竹熊さん登場。

竹熊さん登場。

 インタビューが進んで、さいとうプロ時代(と言ってもすぐに辞めちゃうので「時代」はおおげさか)のエピソードを拝聴していると、何故か竹熊健太郎さんが登場。実は先日、竹熊さんに。
「7日にダー松先生と会うんだけど」
 と話したら、
「俺、その日、東京にいるんだよね。顔出してみようかな」
 という展開だったわけで「何故か」も何もあったわけじゃないんけどね。竹熊さん的にはダー松先生のさいとうプロ時代の話に興味があるようだ。そういえば『ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談』という著書もあったな。
「で、悪いんだけど、永山さん、コレをアレでこーしてココまで……お願いしたいんだけど、ノーギャラで」
 こらこらこらこら!
 まあ、小誌もノーギャラor格安でプロの方々に原稿をお願いしているわけで、巡る因果の小車ってやつだな。
 さて、ここから竹熊さんもインタビューに参加というか乱入。
 ダー松先生の初稿料がなんと破格の1ページ1000円(ピンハネされた)というくだりで、
竹熊「俺が『ブリッコ』にマンガ描いた時はページ6000円でしたよ」
永山「80年頃、自販機本に描いた時は7〜8000円くらいもらったなあ」
竹熊「それは高い!」
永山「大手でも新人はそんなもんだって言われた」
 そういえば竹熊さんには『マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談』という著書がありましたな。
 しかし、漫画家経験者三人の内、現役は最年長のダー松先生だけかよ! 
 鼎談としては面白いんだが、後の構成を考えると大変な事態に……。

 という感じで、ダー松先生インタビューは、今後も継続的にやります。ほぼ掲載媒体が決定しているので情報解禁になったら詳細を発表します。インタビューの楽屋裏はこちらでも書きますよ。(永山薫)


 

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