2日目も涼しい。
こんだけ涼しいと夏コミケじゃないみたいですよ。
自販機の飲料が冷える間もなくガンガン売れて、会場内は空調も効かず、ムンムン状態でないとダメだろ?
という贅沢なことをおっしゃる人もいると思いますが、年寄りはこれくらいだと体力も削られることがないのでオーライです。
さて、1日目もそうでしたが2日目も売れ行き好調。
8月11日、うぐいすリボンさんが「インタビュー『岐路に立つマンガ論争』~編集長の永山薫さんに休刊危機の真相を聞く~」というエントリーを公開した影響でしょうか?
色んな人から、
「大丈夫ですか?」
「休刊するんですか?」
とご心配と応援の声をいただきました。
もちろん、ごく親しい人々からは、
「休刊商法w」
「やめるやめる詐欺w」
と突っ込まれました。
本誌がピンチなのは嘘ではありません。
ただ、あんまり喧伝することでもない。
ミニコミでも、雑誌は売れてナンボです。
「売れない」ことは自慢できることではない。
しかし、インタビューで「ヤバイですか?」と訊かれたら正直に認めますよ。
雑誌の売り上げとしては大赤字ではありませんが、1号出すのに2〜3ヶ月使っているので永山薫事務所としては赤字です。
毎回、「次はなんとしてでも出す」と決めて、これまで進んできました。
ライフワークとまでは言いませんが、薄給だったりボランティアだったりするスタッフ、執筆者、ご支援いただいている団体や個人に対するリターンとしては「可能な限り続ける」しかないわけです。
「買い支えよう」という声も聞こえてきます。
ありがたい話ですが、作る側としては内心忸怩たるものがあります。口が裂けても「買い支えてください」とは言えません。
創る側としては、
「今後もいい本を作りますので、気に入ったら買ってやってください」
という感じですね。
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