他人事じゃない「特定秘密保護法案」関連イベント情報

 あまりにもヤバイ「特定秘密保護法案」が衆議院を通過しようとしている。政府が行ったパブリックコメントでも、反対意見が大多数を占め、法曹界、報道、出版が問題点を指摘し、反対しているにもかかわらず自公与党が数の力で押し通そうとしている。
 筆者個人の考えだが、国防上・外交上の機密保護が必要であることは充分に理解しているつもりだ。しかし、その「機密」の決定権が政府や行政がチェック機構も不充分なまま与えられるとすれば、「不都合な真実」は隠蔽され続けるだろう。
 今月と来月にかけて、同法案に関する講演、シンポジウムなどが相次いで開催される。日時順に紹介しよう。

■週刊誌・月刊誌編集長による反対アピール&共同会見
■日 時:11月19日(火)夜
■場 所:未定(創出版公式サイトにて告示予定)

■表現者による緊急アピール
■日 時:11月20日(水)
■場 所:砂防会館会議室

シンポジウムのフライヤー。PDFファイルは月刊創公式サイトにある。宮台さんが京都の講演会をキャンセルしたのはコチラに出るためか。

シンポジウムのフライヤー。PDFファイルは月刊創公式サイトにある。宮台さんが京都の講演会をキャンセルしたのはコチラに出るためか。

■特定秘密保護法に反対する表現者と市民のシンポジウム
■日 時:11月24日(日)午後6時半~9時15分  入場料500円 定員370名(先着順:予約は下記、月刊『創』編集部にて)
■会 場:文京シビック小ホール (文京シビックセンター2階)
     丸ノ内線・南北線後楽園駅、大江戸線春日駅 徒歩0分/JR水道橋駅徒歩8分
■出演者:田原総一朗(キャスター)、佐高信(評論家)、香山リカ(精神科医)、 宮台真司(社会学者)、田島泰彦(上智大教授)、青木理(ジャーナリスト)、野中章弘(アジアプレス代表)、清水勉(弁護士) 他多数。
■主 催:11・24集会実行委員会
■事務局:月刊『創』編集部 電話03-3225-1413 FAX03-3225-0898
■後 援:日本ペンクラブ、メディア総研、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)、憲法と表現の自由を考える出版人懇談会、日本ジャーナリスト会議(JCJ)、アジア記者クラブ、『世界』編集部、『週刊金曜日』編集部、月刊『創』編集部 他

■講演会「国家機密と刑事訴訟 特定秘密保護法案の刑事手続き上の論点」

落合洋司弁護士(写真は2月20日、うぐいすリボン主催の講演会にて撮影)

落合洋司弁護士(写真は2月20日、うぐいすリボン主催の講演会にて撮影)

■講 師:落合洋司弁護士(元検事/東海大学法科大学院特任教授)
■日 時:12月2日(月) 10時00分~11時30分
■場 所:参議院議員会館 101会議室
■申 込:こくちーず
■主 催:特定非営利活動法人うぐいすリボン

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