KDPにてマンガ論争ブックスを立ち上げました。第1弾は『マンガ論争20』です。




 「やるやる詐欺だ」とか「いい加減に外注しちゃいなさいよー」とか尻を叩かれ続けてきたKindle化計画がやっとこさ始動しました。
 第1弾は冬のコミケ3日で完売してしまった『マンガ論争20』です。
 Kindle化に際しては、当初、「InDesignで変換すればええやん。最新のCCならいけるで」と思っていたんですが、これが全くダメダメ。固定レイアウトで図版の多い本を作るにはかなり無理があります。
 途方にくれていたら、Kindle Comic Creator(KC2)が始まりました。これでテキストデータではなくマンガと同じように各ページをJPEGファイルなどの画像データとして扱えばいいのだというわけです。テキスト検索が効かないのが弱点ですが、目次を使えば、お目当ての記事に飛べます。

 上図はMac版のKindleでの表示。もちろん見開き表示もできますが、Kindleペーパーホワイトなどの端末だと単ページ表示が無難でしょうね。

 価格は、Kindleunlimited なら、ゼロ円です! そうじゃない場合は1,100円と紙版より微妙にお安くしております。
 しかし、「なか見!」が自動生成されて、なんと巻頭の永野のりこさん超ロングインタビューが全部読めるようになっちゃったのにはビックリですよ。
 誰がここまでサービスしろと!?
 プレビューなので、解像度が低く老眼フレンドリーではございませんが、とりあえずコンプリートできますので永野先生ファンは読んでみてください。

次回配信はやはり絶版の『マンガ論争19』を予定。なるはやでやりますよ!

 さて、「マンガ論争ブックス」は永山が主宰した『マンガ論争9』以降のバックナンバーを遡って再刊するほか、永山薫の過去仕事などを順次出していきます。
 

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