『MANGAの自由 平成から令和へ』コミティア128にて初売り確定!



 山田太郎(前参議院議員)、荻野幸太郎(NPOうぐいすリボン理事)、坂井崇俊(AFEE編集長)、永山薫(マンガ論争編集長)が、表現規制との闘いの歴史と現在を記録し、未来に繋ぐ「表現規制史出版会」を結成。
 その活動の第一弾として、12人にインタビューし、それぞれのオーラルヒストリーを記録した『MANGAの自由 平成から令和へ』が発刊されました。もちろん、何人もの重要なキーパーソンが洩れています。超多忙のため取材対応が不可能だった方、地方在住のため今回は見送らせていただいた方などにつきましては、今後の取材にて対応していくようです。そのためには同誌が売れないことにはお話になりません。小誌編集長の永山も代表に名を連ね、編集に参加しております。その点もご勘案の上、ご購読いただければ幸いです。
 コミティア128ではAFEEブース「Bホール/ひ35b」にて販売、マンガ論争特設スペース「Aホール/企業出展23番」でも委託販売しております。AFEEブースでは同日街宣予定の山田太郎さんが売り子としても参加予定の他、坂井さんはAFEE、荻野さんと永山はマンガ論争のスペースに「ほぼ」常駐予定です。

■『MANGAの自由 平成から令和へ』の内容

『MANGAの自由 平成から令和へ』
(発行:表現規制史出版会)
 編著:山田太郎/永山薫/坂井崇俊/荻野幸太郎

定価1,000円

MANGA表現の自由を守る闘いに終わりはない
彼らはどう戦い、何を勝ち取ってきたのか?
その歴史と未来を12人に訊いた!

■表紙イラスト
 竹宮惠子の『地球へ…』より「継がれゆく星」(部分)

■表紙デザイン
 山田久美子

■巻頭マンガ
 りーるー/『令和元年のディストピア』

■序 文
 「イマココにある歴史と未来」/編集部一同

■巻頭ロングインタビュー
 竹宮惠子 (漫画家/日本マンガ学会会長) を囲んで
   「日本で漫画が発展した理由はコミュニティがあるからなんですよ」

■ 11 人インタビュー
 赤松健 (漫画家) に訊く
  【創作表現規制問題】と【著作権強化による表現規制問題】
   「できれば漫画家主体で出版社と共同でプラットフォームを作ってくっていうのが、望ましい」

 水戸泉 (作家) に訊く
  【民間による規制問題】
   「そんな自主規制おかしいよ! 学園ものBL を取り戻した日」

 藤本由香里 (明治大学教授) に訊く
  【創作表現規制問題】
   「実在児童を守るということには、もちろん賛成だし、そこにこそ力を尽くしていきたい」

 伊藤剛 (東京工芸大学教授) に訊く
  【国連等からの外圧による表現規制問題】
   「内面を描くことと性を描くことというのは、思われている以上に密接な結び付きがある」

 山口貴士 (弁護士) に訊く
  【創作表現規制問題】と【著作権強化による表現規制問題】
   「昨今の海賊版対策に対して違和感があるのは自分たちでできることをやっているのかってことなんですよ」

 兼光ダニエル真 (翻訳家) に訊く
  【創作表現規制問題】と【国連等からの外圧による表現規制問題】
   「あなたの正義を伝えたいならば、既存の枠組みを勉強しましょう」

 山田久美子 (デザイナー/女子現代メディア文化研究会代表) に訊く
  【国連等からの外圧による表現規制問題】と【著作権強化による表現規制問題】
   「デザインも法律を作るプロセスも似ている。手法に固執していてはダメ。捨てる勇気も必要です」

 坂井崇俊 (AFEE編集長) に訊く
  【民間による規制問題】
   「どういう立場で文句を言えるかと言ったら、それは消費者しかないんですよ」

 廣田恵介 (ライター) に訊く
  【創作表現規制問題】
   「僕らは子どもの頃から、戦ってもムダだという教育ばかりを受けている」

 城所岩生 (GLOCOM客員教授) に訊く
  【著作権強化による表現規制問題】
   「柔軟な制限規定は開発のためにのみ限られています。これでは日本版フェアユースには程遠い」

 山田太郎 (前参議院議員) に訊く
  【結びに替えて】
   「一度、負けて、表現の自由を失ってしまうと、ほとんど自由を取り返すこと困難です」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です