伊藤彦造展がスタート@弥生美術館

『伊藤彦造イラストレーション』(スタジオK)。残念ながら絶版。これ以前にも画集が出ているがいずれも入手困難。生誕110年を記念して是非とも復刊または新編集の画集を出していただきたい

『伊藤彦造イラストレーション』(スタジオK)。残念ながら絶版。これ以前にも画集が出ているがいずれも入手困難。生誕110年を記念して是非とも復刊または新編集の画集を出していただきたい

 挿絵画家・伊藤彦造(1904-2004)の生誕110年と没後10年を記念した展覧会が、文京区の弥生美術館で1月3日か開催される。若い世代にとっては「伊藤彦造と言われても……」かもしれないが、大正、昭和にかけて、雑誌の挿絵画家として大活躍し、後の漫画と劇画に大きな影響を与えた。
 最近の例で言えば丸尾末広、花輪和一、古屋兎丸がその後裔であろう。
 伊藤彦造は、『バガボンド』にも登場する一刀流の開祖であり剣聖とも呼ばれる伊藤(伊東)一刀斎の末裔で、剣道の師範でもあった。絵の師匠は右田年英だから、月岡芳年の孫弟子、歌川國芳の曾孫弟子ということになる。
 代表作は『角兵衛獅子』(大佛次郎)、『豹の眼』(高垣眸)など。
 キリキリとしたまるでエッチングのようなペン画は狂気すら感じさせる迫力だ。
 今回の展覧会では挿絵を中心に約350点が展示されるという。

■展覧会概要
生誕110年 降臨!神業絵師 伊藤彦造という男
■会 場:弥生美術館
     東京都文京区弥生2-4-3
     TEL:03(3812)0012
■会 期:2014年1月3日(金)〜3月30日(日)
     午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
     月曜日休館、ただし1月13日(月祝)開館、1月14日(火)休館
■料 金: 一般900円/大・高生800円/中・小生400円
    (併設の竹久夢二美術館も入館できる)
■ギャラリー・トーク
     2月9日(日)14:00~
      伊藤彦造次女・伊藤布三子氏(日本舞踊家:立花志津彦)

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